今回取り扱う問題は2018年立命館大学の問題です。
整数問題の多くは3つの考え方で解くことができます。
その中でも最も基本で頻出なのが、「積の形を作る」です。
それではさっそくやっていきましょう。
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問題文
これから先は解説になります。
自力で解いてみたい方は、ここでいったんストップして挑戦してみてください。
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本問題を解く上での考え方・ポイント
さて、今回の問題は整数問題なわけですが、整数問題を解く上で、9割以上は下記の解き方で解くことができます。
②条件から範囲を絞る
③倍数や余りに注目する
解答・解説
解答
$\sqrt{n^2-8n+1}=k$ $\,(kは0以上の整数)$とおく。
$n^2-8n+1=k^2$
$\Leftrightarrow$ $(n-4)^2-16+1-k^2 = 0$
$\Leftrightarrow$ $(n-4)^2-k^2=15$
$\Leftrightarrow$ $(n-4+k)(n-4-k)=15$
$k\geqq 0$より,
$n-4+k\geqq n-4-k$
$\therefore \,$ $(n-4+k,\, n-4-k)=(15,1),\,(5,3),\,$ $(-3, -5),\,(-1,-15)$
$(2n-8,2k)=(16,14),\,(8,2),\,(-8,2),\,(-16,14)$
$\therefore \,$ $(n,k)=(12,7),\,(8,1),\,(0,1),\,(-4,7)$
$\therefore \,$求める答えは,$n$の個数は$4$個で,最大は$12$
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さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は2018年立命館大学の問題を解説しました。
整数問題は差がつきやすいので、しっかり取れるようになることで合格がぐっと近づきます。
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今回は以上です。